「 手仕事 」
これは”スミレのいえ”の企画段階の一番初めの頃から大事にしようとしていた言葉です。
家は昔から職人たちが手を動かして一生懸命つくっているものです。
ただ、最近主流になっている家づくりは施工性や均一の仕上がりなどが重視されています。
職人たちが手を動かしてつくりながらもそれが手仕事として表に出ない事が多いのが現状です。
以前、小笹の家の工事中に左官職人と現場で話した時のコトが今でもすごく印象に残っています。
最近は下地の仕事が多かったので表に出る仕事はすごく嬉しいです。
自分の子供にも自分がした仕事だよって見せてあげたいです。
目をキラキラさせながら言ってくれました。
左官職人の仕事ってこういった壁を塗ったりなどといった表に出る仕事をイメージされる方が多いと思います。
実はそれ以外にも表に出ないようないわゆる下地づくりや調整といった仕事も少なくないわけです。
だからこそ彼はこの仕事をすごく嬉しいって言ってくれました。
これを聞いた時は私も本当に嬉しかったです。
そんな大きなやりがいをもって取り組んでくれた彼はとっても良い仕事をしてくれました。
工事中には現場に遊びに来た建築主の息子さんに簡単な左官体験なんかも自ら進んでさせてくれました。
今はこうした家づくりの大事なパートナーである職人たちがやりがいをもって仕事が出来る環境、そしてそんな家をつくっていくというのが自分たちの大きな使命だと感じています。
そんな自分自身が現場で感じた事や体験したこと・・・そしてそこから生まれた強い想いから・・・“スミレのいえ”は生まれました。
「 手仕事 」
今までも、そしてこれからも・・・ずっと大事にしていきたいキーワードです。
ぬまでした
私たちの提案する新しい価値観を持った世代へのキカク型住宅
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