平和の家のリビングの写真です。以前掲載したのと逆側から撮影しています。
この写真の中だけでも5種の木材がつかわれています。
床 → 無垢のクリ
巾木 → 無垢のシオジ
階段・手摺・キッチン後ろの棚板 → シオジの集成材
窓枠 → パインの集成材
梁 → 松
すべて無垢材にするとそれはかなり高価なものになってしまいます。
それよりも優先順位を決めて樹種を選択していくのがいいと私は思っています。
集成材も本物の木を張り合わせて作っていますので
無垢の材料とあわせて使っても全くおかしくはありません。
それどころか階段や棚なんかに関しては集成材のブロックパターンがいいデザインになっています。
自然素材の家作りも、木材という木材、建材という建材全部無垢じゃないとダメ!!とか決め付けずに、予算とも相談しながら、そして優先順位をつけながら・・・
それが自然素材の家作りのポイントです。
適切な場所に適切な費用、予算を振り分ければいいだけなんです。
そうすれば、自然素材の家は手に入ります。ただ 少しコツがいるだけです。
それを導いていくのが私の使命であり仕事と思っています。
ぬまでした